人生で最も後悔するのは、選択を失敗することではない。自分で選択しなかったことである。自分の選択が正しかったか間違っていたかという結果はさほど重要ではなく、その選択が自分の意志によってなされたものであれば、如何なる場合でも「正しい」のである。だから胸を張って生きれば良い。
— 浅野 弘樹 (@tr_asano) January 7, 2022
先日、このようなツイートをしました。正直、人生なんて「後悔の連続」でしょう。あの時こうしていれば良かった、あの時こっちの道に進んでおけば良かった、あの時違う選択をしていればもっと豊かな人生だったかもしれない。進学でも、就職でも、結婚でも、こう思うことって誰でもあるかと思います。
ただ、人生において何よりも後悔するのは、自分の選択ではなく「他人の選択」で物事を決めてしまうことだと僕は考えています。他人にこう言われたからこうした、他人にこうしろと言われたからこうした、など形は様々でしょうが、ほぼ「自分の意志」とは関係なく物事を決めてしまう。僕も人生において、もっとこうしていれば良かったなと思うことは多々ありますが、何よりも後悔しているのは、自分で決めるという意志を放棄してしまったことです。
「言われた通りにして良かった」というように、それが吉とでることもあるでしょう。それならそれでよし。
ただ「遠回りほど貴重な経験はない」とも僕は信じています。1から10まですっ飛ばして行ける人もいれば、1…2…3…10あるいは、1a…1b…2a…2b…10のようにもの凄く遠回りする人だっていることでしょう。
登山で例えるなら麓からケーブルカーで山頂まで行くようなもの。歩いて1時間かかるところを5分で済んでしまう。ですが、山頂に着くという目的は同じでも「経験値」の差は明らかです。その経験は決して無駄にはなりませんし、どこか他の場面で役立つことはきっとあるはずなんです。
なので、あなたが如何なる選択をしようと、自信を持って臨めばいいと思います。自分の意志がそこに介入している限り、どう転ぼうと「正解」なのですから。