歳だから太った、と嘆くのは物凄く簡単なこと。大切なのは歳をとると「なぜ太るのか」までをしっかり考えること。原因は極めてシンプルだ。決してややこしい理論や誘惑に惑わされてはならない。人生に『もう遅い』ということは絶対にない。諦めない限りあなたは必ずまた輝ける。
— 浅野 弘樹 (@tr_asano) January 14, 2022
こんにちは、浅野です。
あなたは「昔と食べる量は変わらないのに太る」と悩んだことがあるはずです。
若い時はたくさん食べても太らなかったのに、今は食べた分だけ太っていく。これはなぜなのでしょうか。
今回はその原因と解決策について解説していきます。
昔と食べる量が変わらないのに太る理由
どうして昔と食べる量が変わらないのに太るのか。
「歳だから」と言ってしまえばそれまでですが、ではなぜ歳を重ねるとそうなるのでしょうか。
まず大きな原因として考えられるのが、筋肉が衰えることです。
① 動くことが億劫になる
まず、筋肉が衰えると動くことが億劫になります。
例えば、同じ重さの荷物を運ぶのに、軽自動車とトラックではどちらがラクに運べるでしょうか。
これは体も同じです。筋肉が多いほどラクに荷物(カラダ)を運ぶことができるのです。もし、加齢や運動不足によって筋肉が衰えてしまうと、それだけカラダを動かすことが億劫に感じてしまうのです。階段よりもエスカレーター、徒歩よりもタクシーなど、少しでもラクな方法に頼ってしまう可能性があるのです。
このように体を動かすことで消費されるカロリーのことを「活動代謝」と呼びます。活動代謝が下がるということは、つまりカロリーを消費しないことを意味するので、結果として太りやすくなるのです。
② 基礎代謝が低下する
筋肉が衰えると基礎代謝も低下します。
基礎代謝というのは「何もしていなくても消費されるカロリー」のこと。基礎代謝は筋肉量に比例しますので、筋肉が衰えると消費されるカロリーも減ってしまうのです。
カロリーを過剰摂取することで太るというイメージがありますが、基礎代謝が低下し「消費カロリーが減ることで」太るケースもあるのです。なので「あまり食べていないのに太る」「昔と食べる量は変わらないのに太る」と感じる方は、基礎代謝が低下している可能性が大きいと言えるのです。
昔のように痩せやすい体をつくる方法
では、どうすれば昔のように太りにくい体質になれるのでしょうか。
察しの良い方であればお分かりでしょうが「筋肉をつけること」です。そうすれば「①動くことが億劫になる」と「②基礎代謝が低下する」という2つの問題をクリアできることになります。
①についてですが、動くことが億劫に感じなくなるかどうかは、あくまで本人の意思が求められるため個人差は大きくなるでしょう。
ですが、②については体質そのものが改善されるため、誰でもその恩恵を授かることができます。
筋肉をつけることで、基礎代謝(消費カロリー)が増加するので、太りにくい状態から抜け出すことができるのです。
なお、誤解を防ぐために触れておくと、筋肉を増やすというのは決してムキムキを目指すという意味ではありません。あくまで減少分を取り戻す、つまりマイナスを0の状態に戻すことを目標としてください。
ですので、決してハードなトレーニングは必要なく「加齢や運動不足によって失った分を取り戻す」くらいの、もっと軽い気持ちで考えてください。
今回のまとめ
結果があるなら、原因は必ずあります。「歳だから太った」で片付けてしまうのはもの凄く簡単なこと。
でも、そこで考えることを辞めてしまわないこと。諦めないことです。知識と行動力は必ずあなたの味方となります。いつまでも健康的で綺麗な体でいてください。
人は諦めた瞬間から衰退していく。だが、諦めない限り、勝利の女神は常にあなたに味方する。