生きていく中で二つ分かれ道があって、自分にとって厳しいほうを選べる人間になってほしい。

イチロー選手の言葉です。痺れました。

ラクをしたがるの人間の性(さが)です。その典型とも言えるのがダイエットではないでしょうか。「キツいからやりたくない」「もっと楽に痩せる方法はないか」あなたにもきっと心当たりがあるはずです。

でも、あなたは本当はそれではダメだと心の中で感じているはずなのです。今までそうしたことを避けてきた結果が今なのですから。

中には「そこまでストイックになれない」と、鼻から諦めてしまう方もいます。ただ、僕がお伝えしたいのは、ダイエットにはストイックさは必要ではないということ。ストイックにならなければ目標を達成できないと考えることそのものが障壁となってしまうし、そもそも、ストイックになったところで、それがどこまで続くのかという話になります。

あなたに必要なのは「覚悟」です。自分にとって厳しい道を選び、うまくいく時もそうでない時も、両方の自分を受け入れられる心構えを持つことです。ことダイエットに関しては完全なる「個人競技」です。幸運なことに、たとえ失敗しても誰かから非難されることもありませんし、失敗したとしても何度でも挑戦することができるのです。

失敗を失敗のままにしないこと。失敗を一つの貴重な経験と考えること。だから、失敗を覚悟でどんどん厳しい道を選んでほしいのです。

生きているとうまくいくことよりも、うまくいかないことのほうが多いものです。「なんであの時こうしなかったんだ」「あの時こうしてればよかった」など、そういう経験はあなたも必ずあるはずです。

そうした時に、ただ逃げて成長の機会を失うのか。それとも、厳しい現実がそこにあることを受け入れ、結果がどうであれ、それを成長の機会だと捉えるのか。

失敗という結果に対して「どのような意味づけを施すのか」が大切なのです。

失敗は失敗ではない。失敗と思うから失敗なのである。