「これを食べましょう」「これは食べないでください」

ダイエットの話になるとこんな感じの会話になるはずです。正しい食事法、あるいは効率の良い食事法について考えることは決して悪いことではありませんが

僕としては正直「まだそんなことやってるの?」とも思うのです。恐らく、あなたはこうした「〇〇を食べましょう」「〇〇は食べないでください」というダイエット法に正直聞き飽きているはずです。

以前から何度もお伝えしていますが、あなたがオーディションやコンテストを目指したり、結婚式でドレスを着る予定があるのであれば話は別ですが、そうではないはずです。この先、何十年と自分の身体と付き合っていくわけですから、そうした「一時的な」食生活に切り替えたところで、いずれ反動が起き、体型は元通り。罪悪感に苛まれたり、自分への自信を喪失していくというケースが本当に多いのです。

もし、あなたが10代であればいいかもしれません。若さがゆえに、色んな美容法やダイエット法を試したくなる気持ちというのはとても分かるからです。「10代こそちゃんとするべき」という意見もあるでしょうが、これから社会を通じて様々なことを学び、失敗を含めて色んな経験をしていくことでしょう。取り返しのつかないような極端な方法を除き、失敗というのはよい薬になります。

ただ、20代にもなるとそうは言ってられない。結婚や出産を控えている人もいるでしょうし、成長期も終わっているので、何もしなければあとは体は衰退していくだけだからです。なによりもう立派な大人です。「〇〇だけ食べて痩せる」というような安直なダイエットに頼り、右往左往している場合ではないのです。

この仕事をしていて不思議に思うのは、1日3食オーガニック食品を食べながらもすぐに風邪をひいたり体調を崩す人もいれば、1日3食ジャンキーなものを食べながらも高水準の健康状態を保っている人もいるということ。

「栄養素」単体で見れば、前者のような生活を送っている人のほうが健康に決まっているわけです。ただ、人間は機械ではありません。「感情」を持った生き物です。栄養素だけでは決して人の健康状態を語ることはできないのです。

前者の場合でももちろん健康組と不健康組のグループがいますし、後者の場合も然りです。ではその差はどこから生まれてくるのでしょうか。「気持ち」だと思うのです。今、目の前にある食べ物を「どんな気持ちで食べているか」が大切なのです。オーガニック食品が心から好きで食べている人もいれば、どこか義務感のような気持ちで食べている人もいます。ジャンクフードも心から好きで食べている人もいれば、仕方ないから食べている、という気持ちで食べている人もいます。

心と体はリンクしていますので、同じものを食べたとしても、体にどう作用するかは変わってくるのです。語弊の無いようにお伝えしておきますが、決してオーガニック食品を否定しているわけでもなく、ジャンクフードを肯定しているわけでもないということ。あなたの目の前にある食べ物を「どんな気持ちで食べるのか」が大切ということです。以前、下の記事にも同じようなことを書きましたので、ぜひご覧ください。

僕が一番お伝えしたいのは、どんなものでも「美味しい」と喜びながら食べること。そして「ありがとう」と感謝しながら食べること。この気持ちを忘れたら、どんな健康法も無駄になりますし、ダイエットは遅かれ早かれ失敗に終わります。そして、人生がつまらなくなるという結果になります。

いつまでも食品ダイエットに振り回されている、もうそういうダイエットには疲れてしまった、という方はいつでも僕にご相談ください。一生の健康法を学びに来てください。

どんなに栄養価の低いものも「薬」になるし、どんなに栄養価の高いものも「毒」になる。あなたの気持ち次第で。